内容説明
私はレシピエント(臓器移植者)、ドナー(臓器提供者)は夫である。「無償の愛の贈り物」である生体間腎移植によって、人工透析から解放された私。だがそれは、新たな苦悩のはじまりだった―。生と死、慈愛と憎しみ、許しと再生に揺れ動く妻の心情が、切なく胸に迫る力作。
目次
序章 一日ずつ生きていく
1章 すべての始まり
2章 フィリピンゲーム
3章 夫の裏切り
4章 透析―障害者手帳
5章 夫からの臓器提供
6章 移植手術
7章 離婚への一歩、そして夫の失踪
8章 無償の愛の贈り物
終章 今日も生きていく
著者等紹介
真野尋子[マノヒロコ]
1952年、茨城県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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