内容説明
昨日まで汗と炭塵にまみれていた男を教室で待ち構えていたのは子供たちの澄んだ瞳だった。「誠」を旗印に教師に身を捧げた男が、今の教育界に一石を投ず。
目次
誠
これからの若い人へ(身を知る雨;回転しながら活動しよう;人間は常変発電機・送信機・受信機である;「気」所感;「要素」所感;活仁;人は環境をつくる、環境は人をつくる;「竹」所感;欲深く考える人間)
著者等紹介
太宰壽博[ダザイカズヒロ]
大正14年生まれ、室蘭工業専門学校採鉱科卒、学徒動員で三菱美唄鉱業所、戦後は九州にとび、古谷鉱業小倉炭鉱で坑内第一線の現場係で10余年炭塵にまみれた。昭和29年退職上京、江戸川区立の中学校事務主事を振り出しに、技術科教諭として区内4校に勤務、昭和60年に退職。平成3年群馬に転居、野菜・草花栽培、晴耕雨読の日々を送る。現在、館林・邑楽剣道連盟顧問。剣道5段錬士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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