内容説明
気が弱く斜頚のため、いわれのないいじめを受けた少年が鹿児島から「東京に行けばなんとかなる」と夜汽車に揺られて東京へ。オリンピック開催間近の東京で待っていたものは…志と現実の狭間で揺れる人間の内面を描く。
著者等紹介
上田ケンコー[ウエタケンコー]
昭和18年(1943)中国・新京で生まれる。昭和21年(1946)鹿児島県に引き揚げる。千葉県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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