内容説明
テレビゲームの中でしか野球を知らなかった10歳。ブルペンで投げ込みながら、自分の出番をひたすら待ち続ける14歳。肩を壊し投手の道を閉ざされても、ベストを尽くし続ける17歳。母校の野球部に失われたものを探そうとする47歳。野球への愛情、人生の希望を真摯に描きだした4つの連作短編集。栄光の陰できらきらと光る、熱きプレーヤー達のドラマ。
著者等紹介
どいしん[ドイシン]
1958年、静岡県生まれ。伊豆市在住。中央大学文学部卒。1982年から23年間中学教員として教壇に立つかたわら顧問として野球部を指導。『それでも野球が好きなんだ』が処女作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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