内容説明
朝鮮での異文化生活の思い出、終戦後の過酷な引き揚げ体験、両親にとっての戦争への思いを綴り、「二度と戦争を起こしてはならない」との切なる思いをこめ、深く静かに平和の大切さを訴える。
目次
手さぐりの記憶
異国の地、麗水へ
激化する戦況
終戦を迎えて
日本への航路
敵国のチョコレート
食糧難の日々
炭鉱の生活
培われた創造力
敗戦後の日本〔ほか〕
著者等紹介
近藤明子[コンドウアキコ]
1940年、東京に生まれる。幼児期を韓国・麗水にて過ごす。小・中・高時代は九州(筑豊)にて暮らす。そして短大、OL時代は東京で過ごす。1965年、小児科医と結婚し神奈川県平塚市に居住。1989年、カトリックの洗礼を受ける。1998年より自宅で茶道を教える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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