内容説明
木登り、虫捕り、魚釣り‥、あんなに夢中で遊んだのは、寂しさを忘れたかったからだろうか。両親を次々と亡くし、親戚の家で育てられたボク。腕白で勉強嫌いだけれど、素直な感性を持った少年の、哀しさと楽しさが交錯する日々をノスタルジックに描く。
目次
朝の散歩
結核と父の死
帰らなかった母
軍国主義の進む中で
お嫁さんが来た！
チヨ伯母の家へ
春の出来事
再び、母の実家へ
新しい友達
運命の日
海への修学旅行
戦後のボクら
自由になれる場所
長い夢のあとで
著者等紹介
細井貢［ホソイミツギ］
１９３４年岡山県生まれ。日本大学文理学部中退。現在、建築資材販売店経営（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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