内容説明
目の前には俺の遺体が横たわり、泣き崩れる家族たち…途方に暮れる俺の耳に、あいつの言葉が聞こえてきた。そして、いつの間にか握り締めていた１枚の乗車チケット。「７月３０日、２４時発、ステージ２３行き」ステージ２３って何だ？７月３０日、俺は一体、どこへ行くんだ？―著者自らの不思議な体験をベースに描かれる究極の家族愛と、ささやかな幸せの意味。想い合う心の絆の深さが胸を打つ感動小説。
著者等紹介
芝登樹美絵［シバトキミエ］
１９６６年（昭和４１年）生まれ。京都府出身（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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