内容説明
高名な陰陽師・加茂忠行の子孫である忠明は、幼い頃、闇の眷属・宵闇姫によって己の宿命を知らされ、その証を身に刻まれた。世を守るという“運命の重さ”に一度は潰されそうになった忠明だったが、幼馴染みの沙紅弥の存在がその重責を“守りたい”という真っ直ぐな想いに変えてくれたのだった。忠明は進むべき道を歩み、そして今、運命が動き出す。二人の幼馴染みである紀子の微妙な心情も巻き込みながら―。学園陰陽師ホラー。
著者等紹介
千葉真由美［チバマユミ］
９月５日生まれ。ＰＮは本名。沖縄県在住。初対面の子供に「何年生？」と声をかけられる３０代。沖縄の伝統舞踊・臼太鼓（ウスデーク）を踊りながら小説のストーリーを考える（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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