鬼のうろつく京の都へ―京(みやこ)に伝わるおはなし

鬼のうろつく京の都へ―京(みやこ)に伝わるおはなし

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  • サイズ A5判/ページ数 193p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784286022512
  • NDC分類 388.162
  • Cコード C0039

内容説明

京の町に鉦の音がひびく、チーンチーンと…あの世とこの世の通じる道に鉦の音がひびく…鬼のうろつく合い間にも鉦の音がひびく…この鉦の音を聞きながら、人々は仏に魂を包み込まれていった。今も人々の心に畏怖と懐かしさを呼び覚ます、京に伝わるおはなし24編を収録。ゆかりの場所を示す「おはなしマップ」も掲載。

目次

羅城門の鬼のおはなし
東寺と西寺のおはなし
三十三間堂の大棟木のおはなし
子育て幽霊のおはなし
錦の小路のおはなし
蛸薬師はんのおはなし
ぬえ退治のおはなし
鍾馗さんのおはなし
祇園祭の起こりのおはなし
瓜売りのおはなし〔ほか〕

著者等紹介

川部節子[カワベセツコ]
1944年生まれ。同志社女子大学卒業。京都に育ち、祖母をはじめまわりの人々からおはなしを聞いて大きくなった。1990年頃より地域の子ども達、お年寄りに民話を届けたいと「つばさくらぶ」を立ち上げ、つばさ文庫を中心に子ども達にはおはなしや本を、お年寄りには自宅におはなしの部屋をつくり、民話を届けてきた

谷口啓子[タニグチヒロコ]
1938年生まれ。京都女子短期大学、仏教大学卒業。京都に育ち、祖母やまわりの人々からおはなしを聞いて成長した。1980年頃より自宅での家庭文庫を中心として学校や幼稚園などにも民話を届けてきた。「つばさくらぶ」の一員、語り手たちの会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ケンちゃん

1
京都にまつわる話が京都の言葉で書かれている短編集、新鮮だった。知ってる話も知らない話もあって、読んで良かったと思う。一読の価値はある本。京都に住んでいる人はもちろん、日本にいる人全員にぜひ読んでほしい。2016/06/12

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