内容説明
行徳はかつて関東最大の製塩地であり、行徳船などの交通機関としても重要な位置を占めていた。江戸との往来も頻繁であり、独自の文化も形成された。この地を重要視した徳川家康はもちろん、松尾芭蕉、小林一茶をはじめ、塩浜の建て直しに尽力した小宮山杢之進ほか、行徳と縁の深い人物とエピソードが満載の続編。
目次
松尾芭蕉と行徳河岸
竜宮様と御手浜
古積塩と赤穂塩
勝海舟と塩場師
お経塚とへび土手
小林一茶と行徳金堤
おかね塚と徳川三代
行徳の大火と塩浜由緒書
ねね塚と首きり地蔵
著者等紹介
鈴木和明[スズキカズアキ]
1941年、千葉県市川市に生まれる。南行徳小学校、南行徳中学校を経て東京都立上野高等学校通信制を卒業。1983年、司法書士試験、行政書士試験に合格、翌1984年、司法書士事務所を開設。1999年、執筆活動を始める。南行徳中学校PTA会長を2期務める。新井自治会長を務める。「週刊つりニュース」ペンクラブ会員。出版コーディネーター。市川博物館友の会会員。新井熊野神社氏子総代(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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