内容説明
ここに葬られた王妃は、悪魔と天使だった。非難と賞賛をこもごも一身に受けた。彼女は政権を支え、政権をつぶした。フランス・ヴァロワ朝の終焉を招いた三代の王の母、カトリーヌ王太后の生涯を史実に基づいてつぶさに描いた力作。
目次
第1章 孤児メディチ(法王の切り札;ルネサンス式結婚生活;ロワイヤル・トライアングル)
第2章 王太后カトリーヌ(三代の王の母;終章)
著者等紹介
中島実穂[ナカジマミホ]
1940年生まれ。甲府市出身。早稲田大学文学部卒業。現在、パリ郊外在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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