内容説明
字を書くということは、シンプルで合理的な指運動です。昔の人が文字を筆で書いたころは、右手の指をしなやかに、まるでダンスを踊るかのように動かしました。そのシンプルな指ダンスは、無理がないので疲れません。鍵は筆記具の持ち方にあった。だれでも思うように文字が書ける。
目次
1 筆記具を持つ前に、右手をリラックス、リラックス
2 昔の人の小筆にヒントあり―昔の人に負けない持ち方をしよう!(クセ字はクセ持ちが原因だった;書く位置は右胸前に限る;筆圧の変化が指を動かしやすくする)
3 お手本がなくても自分で書けるようになるためのトレーニング(三つの基本運動;文字のパーツ線を手にマスターさせる;パーツ線が集まり、文字になる)
4 ひらがなと部首を身につける
著者等紹介
竹内みや子[タケウチミヤコ]
瀬戸内海放送のアナウンサーとして活躍。放送局を退社後もCM等のアナウンスを努める。現在は筆ペン講師・竹内佳華(けいか)として活動。著作では、「お母さんの育児記録」最優秀賞(小学館)、読売・日本テレビ第3回「Woman’s Beat大賞」入賞(『夏樹と雅代』)などの受賞歴がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぴよぴよ
3
良書。パーグー、シュッシュッ、クルクル。どの筆記具も一度小筆として持つ。子供時代に、このように教えてもらいたかったなぁ。2011/08/08
Tomonori Yonezawa
1
【unlimited】2006年11月1刷のもの。▼「おわりに」の著者直筆の字の見事なこと、「はじめに」も直筆でよかったような。▼3章、お手本がなくても自分で書けるようになるためのトレーニング、三つの基本運動のとこは特に大事。書道マンガ「とめはねっ! 」の主人公、縁の祖母も同じようなこと言ってたのを思い出した。▼字が綺麗になる類の本の中では背伸びし過ぎておらず、手始めの本としてオススメ。2021/02/13
ぴよぴよ
0
肝のコツはこれなのか!2018/05/04