日本人に贈る聖書ものがたり 〈3(メシアの巻)〉

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  • サイズ B6判/ページ数 607p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784286007199
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

デビっちん

10
旧約聖書から新約聖書までの全体を起承転結とした場合、本書は転の位置づけに相応しい怒涛の展開でした。イエスの誕生から処刑までを、このシリーズお馴染みの神様たちの舞台裏、日本との対比を通じて物語ってくれました。有名な「最後の晩餐」の絵は当時を忠実に描写しているものではなかったのは驚きでした。アダム以来の特殊な人間としてのイエス誕生の背景や、未来の透視、罪の刈り取りの伏線、贖罪の業とサタンとの闘い等、読み応えのある場面ばかりでした。「イエスは蘇った」から始まる「結」に相当する最終巻が楽しみです。2016/05/10

Ryou Honna

0
イエスキリストの生涯について主に記載。それだけでなくイスラエルがソロモン王の時代からローマに支配されるまでのイスラエルの歴史についても流れを追って説明があり、全くわかっていなかったので参考になりました。イエスの生涯や周辺の人々の発言が聖書には書いてあるけれども、その発言の背景や気持ち、文化的なバックグラウンドなどが解説されており、より新約聖書の物語を身近に、リアルに感じられる解説でした。 2015/02/12

tamalin7

0
ユダヤ数千年の歴史のうち、いよいよイエスの登場だ。 過ぎ越しの祭り等、3大祭りがいずれもモーゼがらみであり、ユダヤ民族にとってモーゼが大変大きな存在であることを知った。 イエスによる数々の奇跡は、現代感覚からするとマジックか?と思いたくなる。 最後の晩餐や磔刑前の裁判などは詳細に描かれている。 いわばユダヤ民族のみが救われるという思想に対し、イエスは全人類の救済に立ち上がった。 イエスの裁判は実質的にユダヤ人の内部分裂であり、分裂したまま現代に至っている。

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