内容説明
本間が大学で出会ったイケメン男、成宮の副業はなんと車泥棒。彼の口車にのせられた本間は見張り役を手伝うことになってしまった。獲物はランボルギーニ。しかし、助手席を覗き込んだ二人が見たものは手足を縛られた美少女だった。二人は女の子を助け出し、誘拐犯をつかまえようという大胆な行動に出たのだが…。誰もがかつて憧れた爽快青春小説の傑作。
著者等紹介
山下貴光[ヤマシタタカミツ]
1975年、香川県生まれ。京都学園大学卒業。「ヒーローごっこ」で第6回U‐30準大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とも
6
冒頭で「アヒルと鴨」だと思ってしまい、ハードルが上がってしまったためか、警官との絡みとかよくわからない点も多く、全体的に残念な感じを受けました。屋上ミサイルは好きな本なのに残念です。2013/06/24
SHIORI
5
主人公が最後まで蚊帳の外なのが気に入らないー。設定でアヒルと鴨〜、成宮の第一印象で陣内、を連想してしまうわたしは意地悪な読者なのでしょうか。2011/01/27
akasaka_ouji
5
「屋上ミサイル」でこのミス大賞撮った人のデビュー作と聞いて期待して読んだけど、確かにどなたかが言われたように伊坂幸太郎の「アヒルと鴨〜」の面白さを80%OFFにしたような本だった。もろ伊坂を意識した軽快な会話と伏線のはり方の今イチさがまだまだ青いなぁって感じ。つーかストーリーも今ひとつだし、できそこないの伊坂っぽさ満載です2010/08/11
かず
4
最近話しの掛け合いが面白く、言葉遊びがうまく、憎まれ口を叩いても嫌味ではない作品が続いた為、成宮の話し方、言葉遊びが嫌味な感じでチョットしんどかった。でも途中から、好きにしてくれって感じさせられる程の徹底ぶりで(笑)まあいいかって感じ、内容は全然HEROって感じではなく、反対な感じなのに最終的にはHEROぽい感じになってたかな~。2016/07/01
くみ
4
何度も読むのを諦めました。たんたんと進む割りにはわからないことが多すぎて、内容に入り込めませんでした。設定としてもびっくりするような出来事は特になく、種明かしされても、へぇーとしか思えませんでした。チャラチャラ系の主人公は好きなのですが、成宮のキャラはちょっと苦手です…笑帯の文章は素敵なのにな笑とにかくカッコよく生きるのよ、僕らは。2014/03/11
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