内容説明
中学1年生の長男が同級生を殴ってしまった―!?友達とのトラブルをきっかけに、日本の学校教育に疑問を抱いた親子が選んだのは、オーストラリア留学という手段だった。新しいスタートを切り、学生生活も軌道にのったその時、突然、長男を急性リンパ性白血病という病魔が襲う―家族が力をあわせて異国での闘病生活、オーストラリアの最先端医療の現場、そして成長を遂げる姿を克明に綴った記録。
目次
プロローグ
留学の理由
新しい生活
合格の喜び
急性リンパ性白血病に倒れる
滞在と闘病の一年
再発
そして、今
知らない幸せ、知った喜び
こんな僕でも
著者等紹介
山口幸[ヤマグササチ]
埼玉県生まれ。公務員、保育園勤務などを経て、箏曲の道へ入る。講師、演奏家として活動し、自宅にて教室を開いていたが、長男の病気により休業。現在、3人の子供はオーストラリアへ留学中。夫と東京都に在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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