内容説明
近代彫刻の巨匠・ロダンのモデルになった唯一の日本人女性。「女優・花子=太田ひさ」の波瀾に満ちた77年の生涯に迫った評伝的エッセイ。
目次
第1部 マルセイユのロダンと花子(女優「花子」の誕生まで;マルセイユのロダンと花子;滞欧二十年、帰国へ;ロダンから貰った三つの「花子の顔」)
第2部 「花子」余話―その後わかった事など(花子の誕生;花子の渡航;ロダンが見た「芸者の仇討」;ロシアが絡む「二つの花子像」と、花子の胸像 ほか)
著者等紹介
資延勲[スケノブイサオ]
大正15(1926)年、北海道羽幌町生まれ。中央気象台(現・気象庁)に就職。1977年に打ち上げの静止気象衛星「ひまわり」第1号のシステム(写真処理装置)の設計開発とその運用を手がける。1994年『小田富彌さしえ画集』にて「第8回大衆文学研究賞特別賞」を受賞。1996年、紺綬褒章受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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