内容説明
「おらぁー、独りだって寂しくないがやぞうー!」あの夏の暑い日、八歳の私は父と別れて暮らすこととなった。そして、心の中で、いつもそう叫んで生きてきた。両親の離婚、父子の別れ、祖父母との生活、実母との再会、結婚、子育て、離婚、父の死…。絆を求め、絆を断ち切られ、今また家族の絆を思う。
目次
第1章 故郷
第2章 別れ
第3章 独立
第4章 絆
著者等紹介
水野豊士[ミズノトヨシ]
昭和20年、富山県生まれ。昭和33年9月、上京し中野区に住む。昭和36年、東京都立中野工業高校定時制入学、同時に富士精密工業入社。昭和43年4月、結婚。昭和51年、観光バス運転手となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。