出版社内容情報
刊行は昭和10年5月、耕進社より刊行。民衆は言いたいことを「しゃべり捲くれ」と吠えた詩人が、時の権力の抑圧に抵抗し、人間の真の自由をうたった、生命力溢れる詩集です。
内容説明
庶民は言いたいことを「しゃべり捲くれ」と吠えた詩人が、時の権力の抑圧に抵抗し、人間の真の自由をうたった生命力溢れる詩集です。
目次
蹄鉄屋の歌
馬上の詩
ゴオルドラッシュ
乳しぼりの歌
きのふは嵐けふは晴天
魅力あるものにしよう
ふるさとへの詩
瑞々しい眼をもつて
トンボは北へ、私は南へ
なぜ歌ひださないのか〔ほか〕
著者等紹介
小熊秀雄[オグマヒデオ]
明治34年(1901)北海道生まれ。大正5年(1916)3月、樺太泊居町(現・トマリ)の高等小学校を卒業。大正11年(1922)旭川新聞社見習い記者として入社。まもなく社会部記者となり、学校、警察、役所などを取材。ついで文芸欄も担当。昭和7年(1932)日本プロレタリア作家同盟(ナルプ)に参加。昭和10年(1935)5月、第一詩集『小熊秀雄詩集』を耕進社から刊行。以後、数々の詩作活動を行う。また、小説・エッセイ・漫画台本なども創作。昭和15年11月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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