出版社内容情報
教育史学と関連領域を接続する、重要論考のリーディングス、全7巻が完結します!各巻、約20本の論文と、編者による解説、参考文献リストを附す。大好評シリーズの第3回配本(完結編)です!
内容説明
「知」を、いかにして伝えるのか?「メディア」と「知」との相関性を、学ぶ「身体」、学校の「もの」「こと」にも広げて、考える―。教育改革/教員養成・教師論/幼児教育・障害児教育/子ども・家族/公共性・ナショナリズム/戦争/身体・メディア―。7つの現代的なアプローチから“教育”の枠組みを越境する!教育史研究と関連領域を接続する重要論考を精選した、新しいリーディングスの登場。
目次
1 身体(教育システムのなかの身体―貝原益軒における学習と身体―;伝統的な学びと近代教育 ほか)
2 音声・文字・識字(近世社会と識字;文字から見た学習文化の比較 ほか)
3 出版・読書・通信教育(貝原益軒と出版メディア―『大学新疏』編纂と出版の努力―;『経典余師』考 ほか)
4 「もの」と「こと」(教具から見る学校文化;教室の道具立て ほか)
著者等紹介
辻本雅史[ツジモトマサシ]
1949年生まれ。現在、国立台湾大学日本語文学系教授、京都大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。