内容説明
教育を社会科学する!教育問題の「いま」と「これから」を考えるための重要論文を精選した知のアンソロジー、遂に刊行。
目次
第1部 日本の教育の社会学(日本の就学前教育のクラスサイズと園児/教員比率;日本の就学前教育機関における学習のスキルと態度の育成;しつけ;「教師」の文化的役割;学校における共生、くらしにいおける共生)
第2部 日本における教育改革―政治的な布置構造と学校のリアリティ(日本の教育改革;日本の高校再編;改革方向の収斂かそれともすれ違う闇夜の船か;日本は、なぜ、何を、そしてどのように教育を改革するか;新たな日本の教育改革と学力「危機」論争)
第3部 日本の教育システムにおけるナショナリズム、インターナショナリズムとマイノリティ(日本におけるナショナリズム、インターナショナリゼーション、そして教育改革のジレンマ;変容する世界におけるナショナル・アイデンティティの構築;学校教育での生徒たちの体験・パート2マイノリティ;日本の小学校における韓国・朝鮮人の子どもたち、教科書、教育実践;異邦人の教育)
著者等紹介
マクドナルド,ローレンス[マクドナルド,ローレンス][MacDonald,Laurence]
1963年、米国ミシガン州生まれ。ノーステキサス州立大学卒業後、1988年から89年まで外国語指導助手(ALT)として「語学指導等を行う外国語青年招致事業」(JETプログラム)に参加。89年から92年まで外国語教師コンサルタントとして横浜市に勤務。98年から2004年まではメリーランド大学で日米の教育国際交流プログラムを担当する。04年から05年まではフルブライト奨学生として、主に教育改革や総合的な学習の時間を研究
菊地栄治[キクチエイジ]
1962年、愛媛県生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。国立教育政策研究所総括研究官を経て、早稲田大学教育・総合科学学術院教授。「学級崩壊」、不登校現象、教育改革、高校づくり等に関してフィールドワークや調査研究を企画・実施
山田浩之[ヤマダヒロユキ]
1964年、広島県生まれ。広島大学大学院教育学研究科博士課程中退。松山大学経営学部を経て、広島大学大学院教育学研究科准教授
橋本鉱市[ハシモトコウイチ]
1965年、名古屋市生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。学位授与機構審査研究部助教授、東北大学大学院教育学研究科准教授などを経て、東京大学大学院教育学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ねこ