学術叢書<br> ドイツ観念論の思索圏―哲学的反省の展開と広袤

学術叢書
ドイツ観念論の思索圏―哲学的反省の展開と広袤

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  • サイズ A5判/ページ数 525p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784284102094
  • NDC分類 134.3
  • Cコード C3010

目次

第1部 哲学体系の理念と可能性(人間理性の自己照明―カントにおける批判哲学の可能性;体系知の原理と可能性―フィヒテにおける知識学の課題;同一性哲学への階梯―シェリングの体系構想)
第2部 反省哲学の克服(転換期の精神状況―ヘーゲルの哲学的課題;反省批判の岐路―ヤコービとヘーゲル;反省の意味転換―概念思想の形成)
第3部 思弁的真理と反省理論(真理観の言語論的考察―ヘーゲルの真理思想;概念の運動と反省規定―ヘーゲルにおける体系の理念と方法;思弁の動態と現代性―反省論的考察)
第4部 観念=実在論の競合(知識学の体系性―真理論と現象論の循環;観念=実在論の鼎立―ドイツ観念論の内部論争;概念の形而上学―カント哲学の理念と継承)
第5部 総括(ドイツ観念論における反省的思惟の射程)

著者等紹介

山口祐弘[ヤマグチマサヒロ]
1944年東京都生まれ。1968年東京大学文学部哲学科卒業。1976年東京大学大学院人文科学研究科哲学専門課程博士課程単位取得満期退学。1986年ブラウンシュヴァイク大学客員研究員。1989年東京理科大学在外研究員Ph.D.。現在東京理科大学理学部教養学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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