出版社内容情報
学校における道徳教育の活性化の方途と「宗教的情操」「愛国心」「個性」をめぐる道徳教育の根本問題について正面から考察。
目次
第1部 道徳教育の理論と歴史(学校における道徳教育をどのように考えるか;修身教育の歴史と教育勅語;戦後教育改革と道徳教育;道徳教育論議の混迷と「道徳の時間」の設置;1960年代以降の道徳教育問題;道徳教育と「宗教」の問題)
第2部 学校教育と道徳教育(学校における道徳教育の目的と構造;道徳の授業計画と教師;道徳教育の方法と評価;道徳の授業理論と実際)
第3部 道徳教育の課題(道徳教育における「個性」と型;道徳教育と「知育」の問題;道徳教育における「愛国心」と国家;これからの道徳教育の課題)
著者等紹介
貝塚茂樹[カイズカシゲキ]
1963年茨城県生まれ。1993年筑波大学大学院博士課程教育学研究科単位取得退学。武蔵野大学文学部教授。博士(教育学)。専攻:日本教育史、道徳教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。