出版社内容情報
これまで十分には明らかにされてこなかった占領期福祉改革におけるケースワーク導入のプロセスとその目的を、社会事業従事者養成カリキュラムの形成過程をたどりながら解き明かす。
目次
第1部 ケースワークの導入過程(戦前日本におけるケースワーク教育の萌芽とアメリカからの期待;占領期におけるケースワーク教育の普及と日米協力)
第2部 日米社会事業関係者とケースワークの導入(ケースワーク論者とその導入―竹内愛二の場合;社会政策系論者とケースワークの導入―今岡健一郎の場合;福祉課とケースワークの導入―F.ブルーガーの場合)
第3部 結論―ケースワークの導入目的とその意義(近代日本における社会事業従事者への期待;ケースワーク導入における三潮流の課題意識;占領期社会事業従事者養成におけるケースワークの導入目的とその意義)
著者等紹介
小池桂[コイケカツラ]
1968年岩手県に生まれる。2003年大阪府立大学大学院社会福祉学研究科博士後期課程修了。博士(社会福祉学)。現在、長崎国際大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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