内容説明
いつのときも保育を必要とする子どものために「なぜ保育がこの子どもたちに必要であるか」「保育とは何なのか」を考えること。「保育事業の真の目的は、子どもを集団生活になじませることよりも、まず子どもの生命の尊さと、子どもにも人としての権利を認めること」が重要だ。
目次
第1章 保育を志すまで(平野家に生まれて;平野家の周辺;転機)
第2章 社会事業の道へ(中村愛児園・相沢託児園を継ぐ;母子福祉施設を開く;保育者養成の創生;敗戦まで)
第3章 戦後の再生と児童福祉(混乱期を生きる;児童福祉の実現をめざして;世界を知る旅へ)
第4章 保育・幼児教育の発展のために(子どもたちのしあわせを求めて;専門教育の充実へ向けて;保育者の専門性、地位の向上をめざして)
終章 保育者へのメッセージ
著者等紹介
亀谷美代子[カメヤミヨコ]
横浜保育専門学院(現横浜女子短期大学)卒業。日本女子大学通信教育課程卒業。藤沢市立保育所園長、藤沢市健康福祉部参事、認定こども園ゆうゆうのもり幼保園副園長、横浜女子短期大学教授などを歴任。現在は、社会福祉法人白峰保育園園長
津曲裕次[ツマガリユウジ]
1936年生まれ。長崎純心大学大学院教授。筑波大学名誉教授、高知女子大学名誉教授。専攻は知的障害者施設史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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