内容説明
日本最初の組織的ホームヘルプ事業である「家庭養護婦派遣事業」(現在の訪問介護派遣事業)を創設した人物である。原崎が導入したホームヘルプ制度は、現代日本社会の根底を支える在宅福祉・地域福祉をもたらし、さらに将来へとつながっている。
目次
第1章 自由教育の影響を受けた青少年時代
第2章 師三木清との出会いと哲学的思考
第3章 戦争と全日本方面委員連盟書記時代
第4章 地方への栄転と国内状況視察
第5章 欧米社会福祉視察研修(一九五三年九月一九日~一九五四年五月一日)
第6章 日本赤十字社長野支部活動にかけた晩年
著者等紹介
中嶌洋[ナカシマヒロシ]
1974年兵庫県生まれ。上智大学大学院総合人間科学研究科博士後期課程単位修得満期退学。博士(医療福祉学、論文)。現在、帝京平成大学現代ライフ学部専任講師。日本獣医生命科学大学非常勤講師、昭和女子大学非常勤講師を兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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