内容説明
わが国右翼運動の栄枯盛衰と不可分に生きた“数寄屋橋の鬼将軍”の生涯。
目次
1 プロローグ
2 参院なんかぶっつぶせ
3 赤尾敏の日々
4 若き日の赤尾敏
5 戦時国会で東条批判
6 廃墟の中から
7 戦後の二大テロ事件
8 対談・昭和維新運動の栄光と挫折
9 孤独だった晩年―筆保泰禎の証言
10 戦後右翼・民族派運動と赤尾敏
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がんぞ
6
二十歳頃から伊豆大島で「新しい村」共同体をしたが親父が亡くなったとき親類に牛も土地も騙し取られた、理念に共鳴して集まったのではなく財が目当てであった/’42年、代議士として戦時統制法に反対、東條批判で資格停止/戦後公職追放/数寄屋橋で街頭演説。警察にだんだんと「左翼デモ防止の効果がある」と認知された/月30万はビラ印刷や諸経費にかかる。貼るにも警察との駆け引き/晩年は怒りっぽくなり30年仕えた秘書も「クビ」にしたが、戻ってきた/農地解放逃れの土地を妻名義で購入していて、税引き2億で売れたが妻子は彼に渡さず2024/08/16
Jr.Mcree
0
とりあえず日本のバカな政治家どもは赤尾氏ぐらいの覚悟をもって祭事に臨んでもらいたい。2014/10/14
Toshio Iwamura
0
大日本愛国党総裁だった赤尾敏の評伝。まさに激動の人生。