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内容説明
呪われたSNSに集まるいわくつきの物語。令和最恐の20話を収録!!
著者等紹介
むくろ幽介[ムクロユウスケ]
怪奇現象に目がないライター。職業柄不思議な体験に巻き込まれやすい
猫谷いななき[ネコヤイナナキ]
グラフィックデザイナーをする傍ら2021年からイラストレーターとして活動を開始する。白髪少年の儚さや憂いを表現したイラストをメインに制作を行う
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イラストレーター。2001年生まれ沖縄県出身。総合学園ヒューマンアカデミーでデザインを学ぶ。多数の展示会に参加し、活動の幅を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ドント
3
児童向けと侮るなかれ。決して侮るなかれ。本書に手垢のついた怖い話はない。ウェブやネットの荒波にもまれた世代が送る、令和のオリジナル怖い話本。8話をネットラジオ「禍話」よりお借りしているが残りの12話も「あれっ、よくないよ?」と思わせる居心地の悪い怖さをまとっていて、怖いの初心者の少年少女にも、怖い本に慣れてきて非キャラモノに手を出したい子供にも勧められるナイス・ホラーではなかろうか。わずかに文章がカタいけれど、この怖さならばこのくらい歯応えがある方がよいかもしれない。一家に一冊、学級文庫にも一冊。2024/07/08
sasaki_1/700k
1
大泉書店の児童向け怪談本。奥付に制作協力としてツイキャス「禍話」のかぁなっき氏の名があるが、全20話中8話が禍話で語られた怪談をリライトしたもので、出版社から出たリライト本としてファンの話題ともなった。なお、「庭がキレイな家」は禍話が出典ではないはずだが、リスペクトを感じる。他にも実話怪談味を下地に感じるような印象の話が多いが、そうでないテイストも。年代も古いものからごく最近の話まで幅がある。児童向けといえど、不気味なクセのある話が揃っており、感受性ゆたかな子どもにぜひ読んでほしい。続刊も読みたい。2024/05/19