機械式時計 解体新書―歴史をひもとき機構を識る

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  • サイズ A5判/ページ数 190p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784278053029
  • NDC分類 535.2
  • Cコード C0077

内容説明

本書は、数千年にわたる時計の歴史や、時計機械の基本的な構造および複雑機構のしくみを細密に図解したものです。駆動力については現代技術の粋を集めたものまで採録しました。また、なかなか顧みられることのない精度・耐水性の検査方法や、一般には知られることの少ない実際の時計師の仕事も網羅しました。さらにさまざまな特長を備えた時計を美しい写真で紹介しています。ここでは特別に、磯貝吉秀、山口幸徳の二氏へのインタビューも収録しました。本書は機械式時計愛好家必携の一冊です。あなたも、すばらしい時計の世界へぜひ足を踏み入れてください。

目次

1 時計の歩んできた道
2 時計はどのように時を刻むのか
3 時計が備えているポテンシャル
4 時械式時計の有用な機能
5 時械式時計の複雑な機構
6 精緻、絢爛たる意匠
7 時計師の仕事場から

著者等紹介

本間誠二[ホンマセイジ]
時計師。ホンマ・ウォッチ・ラボラトリー代表。昭和24~34年という黄金期の第二精工舎(現SII)で技術を磨いた。専門学校「ヒコ・みづのジュエリーカレッジ」で2年間講師を務め、現在は時計の修理・時計師の育成・アンティークウォッチの鑑定などを行なう
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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6
これはすごい。機能一つ一つをめちゃくちゃ細かく解説している。クロノグラフの説明まで入っていたのには驚いた。でもマリーアントワネットは見つかってるぜ。2012/08/21

不羈

4
BERGUETの懐中時計がほしい・・・ ってか、自分で時計を創ってみたい。2012/02/14

buchi

3
2015年に読んだ時よりも時計知識が増えたのでさらに納得できた。機械式時計の本は結構高額なものが多いけどこの本は手頃な値段で内容はなかなか濃いと思います。もちろんさらにツッコんだ知識が欲しいならさらなる専門書が欲しいところだけど今のところの僕には十分…いやもうちょっと欲しいか…時計の本もうちょっと安くならないかなぁw2021/08/28

monado

2
時代的な背景もあり、『機械式時計大全』に比べると歴史的記述は弱く、おそらく間違えていると思われるところも多い。 機構の仕組みに関しては、その図解からして圧倒的で、わかりやすいかどうかは別として詳しく書かれている。 そういう意味で『機械式時計大全』と補完関係になっているので、両方を揃えておくと良いだろう。2021/08/17

Masaya Takemura

2
機械式時計の歴史と構造に触れ、いつかはトゥールビヨンがついてクロノメーターで、装飾が豪華な手巻時計が欲しいと思ってしまった。構造を知ることで、身につけたときの喜びが増すと私は思う。2013/12/02

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