内容説明
障子が薄紙でできているのも、寿司屋の湯呑みが大きいのも、平安女性が厚化粧だったのも、実は深~いワケがあった。美しくも厳しい自然環境の中で、心豊かに生きた先人達の斬新な知恵には今時の文化人も脱帽。ハイテク時代に潤いを与える、和風の心を楽しむ本。
目次
1 世界に誇る伝統の逸品に我らが日本人の美的センスが光る
2 ジメジメした梅雨もへっちゃら島国日本で快適に暮らす知恵とは
3 病知らずの先人たちに学ぶ衣・食・住の健康のツボ
4 ささやかな庶民の暮らしが生んだ一つの道具を二倍に活かす発想法
5 “洋モノ”だってアレンジ次弟で押しも押されぬ“和モノ”に変身
6 資源の乏しい日本だから生まれた省エネ感覚の“スグレ物”たち
7 暮らしの中に今も息づく信仰厚い先祖の“こころ”
8 古来からの“和モノ”の知恵が形を変えて現代に復活!