内容説明
無限に続く階段、くねくね歪んだ直線、遠近あべこべになった風景、一人の顔に二人が同居する謎の顔…。視覚と心理の盲点をついた摩訶不思議な迷錯絵画に、思わずわが目を疑ってしまう。学校で職場で、はたまた家庭でワイワイ楽しむゲームの本。
目次
図形上の引力
図形上の錯覚
図と背景のメッセージ
あいまい反転図形
アナモルフォーシス〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
水無月十六(ニール・フィレル)
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見えるということは、じぶんにとって当たり前すぎて普段特に考えたりしないのだが、この本を読んで(というより本にも書いてあったのだが)見えるということは、かなり不思議なことなのだなと思った。錯視、錯覚。見えているものが真実とは限らないのではないか。興味の幅が増えた。錯視に関連づけて目の構造についても知ることができる本。2014/02/20
のり
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ルビンの壺のような目の錯覚などを紹介した本。錯覚の不思議については面白く感じられたが、子供用の絵本の隠し絵もようなものまで雑多にまとめられているもの、誰でも知っているようなものが多く、面白い!というよりも苛立ちを覚えた。クイズ形式にしておきながら解説が滅茶苦茶であっていたのかもわからないような不完全燃焼状態で終わってしまった不満も相当ある。 余談だが、目の錯覚などを立体デザインなどにも応用してみたいと思った。2013/08/10