出版社内容情報
『音楽の友』に好評連載中の、耳鼻科医が歌手や管楽器奏者などのどや身体を使う著名音楽家や、声を酷使する俳優をゲストに招いて対談する「耳鼻科医から見たアーティストと演奏」。それを一つにまとめ、一挙公開する。著名アーティストたちがそれぞれの悩みや改善点を耳鼻科医と語り合う。またこれから楽器や歌をはじめようとするときに、医学的な観点からアプローチ。姿勢や呼吸などから楽器を演奏するときには、歌うときには、それぞれ最初からいかに自然に、故障なく続けられるような「導入」となる記事を掲載。付録として、故障や疾病、ケガと戦うアーティストの奮闘のもようを専門医の協力を得て取材、収録。手首の骨折からの復帰のもようや、ジストニアの克服など、これまでになかった内容をインタヴューとして紹介する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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声の高さは声帯振動数。1秒間に約100回から1000回以上振動させて高さをコントロールしている。 パサッジョ 生物の進化で考えても、鼻が本来の空気の通り道。鼻呼吸のメリットがたくさんある。横隔膜との連動、下に下がり、腹式呼吸がしやすくなる。 鼻から喉頭ファイバーを入れてトランペット奏者の声帯の動きを観察したところ、声楽家と同じ動きをしていた。 アマチュアの語源は「愛するamo」プロフェッショナルの語源は「信仰告白」命懸けであることを見せるのがプロ 4スタンス理論 音痴はいない。声の出し方を知らないだけ。2025/07/15