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宇野功芳の軌跡

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  • サイズ A5判/ページ数 239p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784276962606
  • NDC分類 762.1
  • Cコード C9473

出版社内容情報

6月10日に逝去した宇野功芳の音楽人としての魅力を1冊に凝縮。本人談のエピソードと、交流のあった人が宇野の為人を語る、の2部構成今年6月10日にこの世を去った宇野功芳氏の音楽人生と“人としての魅力”を1冊のムックに凝縮。宇野功芳の86年はどのようなものだったのか。ご本人が友社だけに語った人生のエピソードと、深く関わってきた方々が宇野功芳の為人を語るという2部構成を予定。音楽に限らずあらゆる視点から、その生涯と軌跡を辿っていく。集大成ともいうべき記念の1冊にするべく、合唱の指揮映像や対談の様子を収めたDVDを付録予定。


■第1章「功芳」が語る
宇野家ルーツ
父・牧野周一のこと
家族の話
幼少期
音楽との出会い
学生時代 
闘病生活 
ブルーノ・ワルターへの手紙
音楽評論家・宇野功芳誕生
合唱指揮者として?KTU女声合唱団…
楽団指揮者として?アンサンブルSAKURA…
■第2章「功芳」を語る
○対談
宇野功芳×平井宏(株式会社オクタヴィア・レコード 取締役・プロデューサー)
○インタビュー
増田光一 氏(アンサンブルSAKURA)
宮下恵美 氏(アンサンブル・フィオレッティ ピアニスト)
羅辰雄 氏(株式会社蓬莱、株式会社551蓬莱 オーナー)など
■Life & Work 年表
■付録DVD
アンサンブル・フィオレッティ2005年コンサート映像、過去著書の対談映像より抜粋

宇野 功芳[ウノ コウホウ]
1930年東京生まれ。本名は功(いさお)。父は漫談家・牧野周一。4歳のとき、金の鈴子供会に入り、府中四中(現戸山高校)でも合唱部に所属、合唱指揮者を目指し、国立音楽大学声楽科を卒業。当時の学長、有馬大五郎氏に楽理科への転向をつよくすすめられ、NHKからもレギュラー評論家になるよう説得されたが固辞。しかし、ブルーノ・ワルターに出した手紙に返事がきたことから原稿依頼がふえてゆき、やがて評論活動が主となった。著書は40冊を数える。合唱指揮者としてはKTU合唱団、早蕨会、成蹊大学、帝京大学、跡見学園女子大学の常任を務め、客演としては神戸市混声合唱団を24年、日本女声合唱団を18年、アンサンブル・フィオレッティを15年、オーケストラは87年から10年間新星日響、96年から10年間アンサンブルSAKURAを振り、CDは全部で60枚。2015年4月には仙台フィルでベートーヴェン:交響曲第7番、2015年7月には大阪交響楽団で第9を指揮、いずれもCD化された。