出版社内容情報
「音楽の友」好評連載を再構成、さらに本書のための取材記事も随所に織り込んだ。居ながらにして「楽都」ウィーンの魅力を堪能。
音楽ファンにとって、“ウィーン”は、やはり特別の街。この街では、いたるところに「音楽の息吹き」を感じ取ることができます。
ウィーン在住、わが国きってのウィーン通の野村三郎氏によるウィーン・ガイド。
“楽都”ウィーン、ウィーン国立歌劇場、ウィーン・フィル、ウィーンゆかりの作曲家、演奏家ほかについて、氏がこれまで綴ってきた「音楽の友」での連載、記事をまとめつつ、当ムックのための取材記事も随所に織り込みながら再編集。
特に関心の高いウィーン・フィル、ウィーン交響楽団、ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスをはじめとするウィーンのオーケストラ、ウィーン国立歌劇場、ウィーン楽友協会大ホール、コンツェルトハウスほか、ウィーンの劇場、音楽ホールなどをデータとともに詳解。
また、ウィーン・フィルの第一コンサートマスター、ライナー・キュッヒル氏とともに歩きながらウィーンの街をヴィジュアルでお見せするコーナー、また［番外編］としてキュッヒル氏にザルツブルクを紹介していただくコーナーもあり。ウィーンに出かける方、日本に居ながらにして“楽都”ウィーンの楽団、ホール、街の魅力を堪能したい方にとっても役に立つ情報満載の本。
ウィーン音楽マップ、さらに巻末には、西洋史の視点からウィーンという街の歴史を紐解く年譜付き。
［カラー口絵］
ウィーン・フィル 第一コンサートマスター、ライナー・キュッヒルとめぐるウィーン音楽散歩（ライナー・キュッヒル／野村三郎／ヴィニー・キュッヒル）
［番外編］ライナー・キュッヒルとめぐるザルツブルク音楽散歩（ライナー・キュッヒル／野村三郎／ヴィニー・キュッヒル）
［モノクロ］
【第一章】ウィーン
■ウィーンの「街歩き」のすすめ（野村三郎）
■ウィーンの音楽歳時記（野村三郎）
■“楽都”ウィーンの歴史（野村三郎）
■ウィーンのオーケストラ・劇場・コンサートホール（野村三郎）
■ホイリゲで聴くウィーンの庶民の音楽“シュランメルン”（野村三郎）
■作曲家を歩く～ウィーンの音楽史跡めぐり
1.ハイドン（長嶋喜一郎）
2.モーツァルト（山本直幸）
3.ベートーヴェン（長嶋喜一郎）
4.シューベルト（長嶋喜一郎）
5.シュトラウス一家（長嶋喜一郎）
6.オペレッタの作曲家（長嶋喜一郎）
7.ブラームス（長嶋喜一郎）
8.ブルックナー（長嶋喜一郎）
9.マーラー（長嶋喜一郎）
10.新ウィーン楽派の作曲家（長嶋喜一郎）
【第二章】ザルツブルク
ザルツブルクの劇場・オーケストラ・音楽祭（野村三郎）
【第三章】
ウィーン、ザルツブルク以外のザルツブルクの劇場・オーケストラ・音楽祭
