感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
めしいらず
56
一体何度繙いただろう。モダンジャズの歴史にその名を刻んだビッグネーム達の解説と代表的名盤、彼ら以外にも数多いる名人達の超人気盤を、楽器、バンド編成、ジャンルで分けて紹介した入門書。ジャズ黎明期の巨匠やフュージョン、若いジャズメンも数こそ少ないけれどちゃんと採り上げられており隙がない。入門編とは言え広く深く網羅されているので、必ず自分好みの盤や演奏家を見つけられるはず。実にお得な一冊だ。ただ、自己主張が強くて交わらない評論家達の討論と、ジョークが滑り倒している「ジャズ用語辞典」のコーナーは不要だったと思う。2017/08/05
めしいらず
41
再読三読。偉大なジャズメン50人を選出するって企画での、ジャズ評論家同士の侃々諤々。あまりに頭でっかちで、音楽の愉悦とかけ離れたその内容、ちょっと如何なものか。2014/12/05
1959のコールマン
2
☆4。購入目的が単なるレコードガイドだった事を覚えている。新しいジャズ、という部分は全くなし。まあタイトルが「モダンジャズ」とついているからしょうが無いと言えばしょうが無いが。レコードガイドとしては役に立った。2019/04/15
藍兒堂
0
★★★★
hr
0
ジャズを聴き始めたのは20歳を超えてからなので、自分で拓いてきたジャンルという実感が深い。好きなジャズ・ミュージシャンは偏っている。基本的には、ギル・エヴァンスとジョー・ザヴィヌルとその周囲。こういう本は、彼らの関わり合いが突きとめられるので便利。ハービー・マン、ラリー・コリエルのアルバムにミロスラフ・ヴィトウスが参加していることを今日知った。まだまだこれからも楽しいジャズ。2018/05/27