出版社内容情報
全てのフルート奏者必携の日課課題(初級?)。譜例付きの解説は、基礎の大切さを見つめ柔軟性を課題から引き出すための指針を示す。全フルート奏者必携の日課課題。譜めくりを最小限に抑えた上で見やすさ・読みやすさを最大限に引き出した楽譜の設計は、読譜のストレスを最小限に減らし、あなたの演奏活動の礎となる日々の練習から一層充実した成果を引き出します。酒井秀明氏による譜例付きの解説は、基礎の大切さを見つめ、そこから広がる柔軟性を課題から引き出すための指針となるもので、全体的な指針の他、各課題における提案も具体的に例示しています。単にこの日課大練習に留まらず、広範な練習曲に対しても有効な、普遍的な視点・発想を示しているので、機械的・無味乾燥な反復練習に陥りがちな基礎練習の時間を瑞々しく充実した音楽の時間として過ごすことができるでしょう。
タファネル=ゴーベール:17のメカニズム日課大練習
酒井 秀明[サカイ ヒデアキ]
1979年ミュンヘン国際音楽コンクールで第3位入賞(1位なし)。ハンブルク国立歌劇場管弦楽団のソロ・フルーティストを経てミュンヘン国立音楽大学マイスター・クラスに移籍、1983年に卒業、同大学講師となる。同年ジュネーヴ国際音楽コンクールで第2位(1位なし)に入賞。1984年からフィルハーモニア・フンガリカのソロ・フルーティストとなる。現在、洗足学園音楽大学客員教授。日本フルート協会副会長。