出版社内容情報
戦前における日本歌曲の代表作《沙羅》、待望久しい改訂版を刊行。信時の作風が日本の自然の中に存する佇まいを存分に伝える。
生誕125年を迎える信時潔、同時に没後30年をむかえる木下保、その戦前における日本歌曲の代表的作品《沙羅》の作曲者であり、ステージ初演者の記念碑的な年に、以前より改訂版が望まれていた出版が実現する。古典的ともいえる信時の作風が、日本の自然の中に存する佇まいを過不足なく伝えてくれる名作。そのすみずみまでを心得て合唱にしたと目される木下編曲。歌い継がれる名作が今一度新しい衣装で再刊される。
1.丹澤
2.あづまやの
3.北秋の
4.沙羅
5.鴉
6.行々子
7.占うと
8.ゆめ
【著者紹介】
作詩:国文学者。1909年東京生まれ。東京帝国大学国文科卒。戦前、東京音楽学校にて教鞭を執る。信時との歌曲集《沙羅》で知られている。詳細不明。
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