出版社内容情報
合唱を愛する高校生が広島に集い、歌声を通して『平和と絆』を深めるという趣旨で開かれた第40回全国高校総合文化祭合唱部門の委嘱作合唱を愛好する高校生が各都道府県から平和都市ひろしまに集い、歌声をとおして『平和と絆』を深めるという趣旨で開催された第40回全国高等学校総合文化祭(合唱部門)の委嘱作品。「広島は、平和について考えさせてくれる土地、そこに立ち返らせてくれる土地だと思っています。その土地で二つの曲を発信することができて、嬉しかった」という作曲者が高校生に贈り、広島県合同合唱団によって初演された。地球上の環境破壊や戦争などについて憂う門倉言央の詩による「地球のための鎮魂歌」、谷川俊太郎の詩による地球への頌歌「私たちの星」の2曲からなる混声合唱曲集。
?.地球のための鎮魂歌/?.私たちの星
谷川 俊太郎[タニカワ シュンタロウ]
作詩:詩人(1931?)。1952年に第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。その鋭く繊細な感受性が脚光を浴び、戦後の詩壇に彗星のように登場する。以後、今日まで現代詩の最前線で活躍。「鉄腕アトム」などの作詞、『マザーグースのうた』の翻訳などでも活躍し、幅広い読者に支持されている。
門倉 言央[カドクラ サトシ]
作詩:詩人(1935?2009)。中央大学卒。出版社勤務を経て文筆活動に入る。著書に『風と少年』『光と影の四季』『少年よ森へ行こう』他。三木露風賞、北原白秋賞、毎日童謡賞、子ども世界特別賞などを受賞。
信長 貴富[ノブナガ タカトミ]
作曲:作曲家(1971?)。作曲家。1994年上智大学文学部教育学科卒業。1994・95・99年朝日作曲賞受賞。2001年日本音楽コンクール作曲部門(室内楽曲)第2位。合唱作品ほか出版多数。