出版社内容情報
NHK学校音楽コンクール高校の部、課題曲として発表された「いのち」に「はる」「私たちの星」「明日」を加えた混声合唱組曲。
第77回(平成22年度)NHK全国学校音楽コンクール高等学校の部課題曲として発表された「いのち」に、同じ谷川俊太郎詩による「はる」「私たちの星」、組曲化にあたり湘南市民コール(指揮:清水敬一)により委嘱された「明日」を加えた全4曲からなる混声合唱組曲。言葉の起伏に自然に応えた旋律指向の楽想を軸としながら、生命の鼓動を思わせる躍動的なリズムや高密度で瑞々しいピアノの音が、絶え間ないいのちの輝きを繊細かつダイナミックに描き出す。1曲目の「はる」のみ無伴奏。
はる
私たちの星
いのち
明日
【著者紹介】
詩:詩人。1931年東京生まれ。哲学者・谷川徹三の長男。詩集『二十億光年の孤独』(1952)で三好達治の推奨を受け、以後『愛について』(55)、『絵本』(56)などを発表。日本的感性とモダニズムの融合した詩的世界を拡大した。演劇や音楽の分野でも活躍。代表作に風刺のきいた短詩集『落首九十九』(62~63)、『族』(68)、『定義』(75)、『コカコーラ・レッスン』(80)、『メランコリーの川下り』(89)など。訳詩集『マザーグースの歌』(75)で日本翻訳文化賞受賞。
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