内容説明
水戸芸術館専属の水戸室内管弦楽団が、6月初めヨーロッパ5都市で公演を行ない、各地で絶讃を博した。なかでもフィレンツェの公演では、停電による真っ暗闇の中でも平然と弾き続け、“奇跡のオーケストラ”と賞賛された。今回のヨーロッパ公演は、水戸を起点に世界に向けて文化を発信するという創設当初の意図を具現化したもので、4カ国5都市で公演を行ない、実力通りの演奏を披露して帰国した。
目次
公演記録―小沢征爾=水戸室内管弦楽団ヨーロッパ5都市で公演絶讃を博す(ハンブルク:ムジークハレ;チューリッヒ:トーンハレ;ウィーン:ムジークフェライン大ホール;ルードヴィヒスブルク:テアター・イム・フォーラム;フィレンツェ:テアトロ・コムナーレ;水戸:水戸芸術館コンサートホールATM)
水戸から世界へ―水戸室内管弦楽団の誕生から世界進出まで
小沢征爾=水戸室内管弦楽団ヨーロッパを行く
小沢征爾の語る水戸室内管弦楽団
水戸室内管弦楽団の名手たち〔ほか〕