オルフェ・ライブラリー
新編 音楽家の社会史

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784276371019
  • NDC分類 762.3
  • Cコード C1073

出版社内容情報

19世紀ヨーロッパの音楽生活を音楽家の活動を通して描く、経済・歴史にまでかかわる音楽社会史。音楽と社会とのかかわりに光を当てた、いま注目の研究の基本となる書。名声、理想、そして日々の糧を求め苦闘する音楽家たちの姿は現代にも通じる。

著者:西原稔
1952年山形出身。東京芸大音楽学部卒。同大学博士課程終了。現在桐朋学園大教授、学部長。著書多数。

内容説明

まだ無名の音楽家が、ひとつのステージを持つことの困難さは今も昔も変わらない…。音楽の消費が着実に増大した19世紀ヨーロッパ社会の中で、市民の音楽生活はどうだったのか。現在の音楽社会への問いから生まれた、音楽社会史研究の出発点ともなった名著の改訂新版。

目次

第1部 人ごみの中の音楽家(音楽家のデビュー;旅をする音楽家;音楽家の生活 ほか)
第2部 金メッキのシャンデリアの下で(音楽家の時間割;都市の夜は長く;演奏会場のもう一つの楽しみ ほか)
第3部 ジャーナリズムの中の音楽家(批評にふり回される音楽家;音楽新聞紙上掲示板;著作権をめぐる闘い ほか)

著者等紹介

西原稔[ニシハラミノル]
山形県生まれ。東京藝術大学大学院博士課程満期修了。現在、桐朋学園大学音楽学部教授。18、19世紀を主対象に音楽社会史や音楽思想史を専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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stafy77

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バッハからベートーベンが活躍したあたりのヨーロッパの生活と音楽の繋がりについて書かれている。今よりももっと街に音楽があふれ、上から下まで人々は音楽を娯楽に求め、だけれど、音楽家の地位は決して高くなかった。ある意味今よりも豊かだったんだろうな…と時代に思いを馳せる一冊。2014/09/18

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