サンプルのない時代―ライフワークは音楽 (大幅増補改訂版)

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  • サイズ A5判/ページ数 279p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784276237728
  • NDC分類 763.9
  • Cコード C1073

出版社内容情報

日本屈指のイノベーターであり、創業者である梯郁太郎が、前例(サンプル)のない時代を“切り開く途(すべ)”を描いた自著。

2013年に、日本人の技術者・開発者として初めて、グラミー賞(グラミー・テクニカル・アワード)を受賞した梯郁太郎。彼は一代で大手音響メーカー、ローランドを作り上げただけではなく、技術者としても海外で高い評価を受けてきた。その梯郁太郎が、いかにしてゼロから道を切り開いてきたか、MIDI規格をなぜ公開情報としたか、また成功例を模倣できない「サンプルのない時代」に突入した現在、どうしたら道を拓く事ができるか、楽器業界や一般企業などの豊富な実例を挙げて語る。

まえがき

口絵

第一章 サンプルのない時代
第二章 サンプルとオリジナル 
第三章 最初のベンチャービジネス
第四章 ジョイント・ベンチャー
第五章 ライフワークは音楽がいい
第六章 NAMMショウ一九六四
第七章 電子楽器の誕生
第八章 MIDIの誕生
第九章 生糸から自動車へ
第十章 ビバ、イタリア!
第十一章 オルガン・ジャーニー
第十二章 ミュージック・パラダイス
第十三章 電子楽器のこれから 

【演奏家とともに歩んで】
橘 ゆり ~楽器の歴史には優れた演奏家の協力がある ~
オスカー・ピーターソン ~デジタルピアノの将来を信じてくれた人~

対談:冨田 勲 × 梯 郁太郎(二話:「ライフワークは音楽)掲載分+新規対談)

対談:ヘクター・オリベラ × 梯 郁太郎(二話・二〇〇七年、二〇〇八年)

資料(参考文献)    

内容説明

日本屈指のイノベーターであり、日本人初のテクニカル・グラミー・アワード受賞者、米国ロックウォークに手形を残す梯郁太郎が、前例のない時代を“切り開く途”を描いた自著!!『ライフワークは音楽』の大幅増補改訂版!!!

目次

サンプルのない時代
サンプルとオリジナル
最初のベンチャー・ビジネス
ジョイント・ベンチャー
ライフワークは音楽がいい
NAMMショウ一九六四
電子楽器の誕生
MIDIの誕生
生糸から自動車へ
ビバ、イタリア!
オルガン・ジャーニー
ミュージック・パラダイス
電子楽器のこれから

著者等紹介

梯郁太郎[カケハシイクタロウ]
1930年大阪生まれ。1954年カケハシ無線(電器店)を開業。1960年に電子楽器製造会社のエース電子工業(株)を、1968年に米国ハモンド社との合弁会社を設立。1972年両社を退社し、ローランドを設立。世界初を含む革新的な電子楽器を次々と発表。1991年には米国バークリー音楽大学から名誉音楽博士号を授与される。1994年に、ローランド芸術文化振興財団を設立して、理事長に就任。2000年電子楽器の技術革新による音楽界への多大な貢献により、アメリカHollywood’s RockWalkに手形と署名を残す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

arnie ozawa

1
ローランドの創業者、梯氏の回顧録。ローランドのMBOでは現経営陣と揉めてたりしたけどこれ読むと納得。この人はビジネスマンでは無いんだな。起業家としては素晴らしいけど。もっとシンセやシークエンサーの話が読めるかと思ったけど、楽器の話はオルガン中心だったのも残念。2014/08/14

ねぼ

0
ちょっと贅沢、と思い衝動買いした本。その1年後に吹奏楽を再開できたり、音楽学校に見学に行ったりと、私の行動を暗示したかのような一冊になりました。電子楽器の演奏はしないが、フェンダーローズという電子ピアノの一種?にさわる機会を持てたのはこれを読んでいたからかも。

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