ジャズ入門

リー，エドワード【著】〈Ｌｅｅ，Ｅｄｗａｒｄ〉/小木曽 俊夫【訳】

音楽之友社（1986/08発売）

• サイズ B6判／ページ数 294p／高さ 20cm
• 商品コード 9784276232648
• NDC分類 764.7

内容説明

アフロ＝アメリカン音楽の豊かな結実　ジャズの本質を、先入観や偏見にとらわれず、歴史や文化との関わりを明らかにしながら、解きあかした。

目次

第１章　ジャズの起源（アフリカの音楽／教会音楽）
第２章　ジャズの起源（ワークソング／ミンストレル・ショー／カントリー・ブルース）
第３章　ニューオリンズにおけるジャズの起こり
第４章　古典としてのトラディショナル・ジャズ
第５章　白人ジャズ
第６章　ジャズと白人の芸術
第７章　ビッグ・バンド
第８章　デューク・エリントン
第９章　中間期のジャズ
第１０章　バップ時代
第１１章　チャーリー・パーカー
第１２章　１９４５年以降の商業主義音楽
第１３章　クール・ジャズ
第１４章　前衛ジャズ
第１５章　ジャズ・ソング
第１６章　アメリカのリズム音楽の新しい波

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[自由浮遊社]

それなりに面白かったけど、思っていた内容とはちょっと違う。ジャズの歴史とかいうか流れを解説してるんだけど、かなり抽象的な、理論的な書き方なので、どんなふうな流派があって具体的にどういうミュージシャンがいて、というところ、特に後者はあまり書かれていない。デューク・エリントンといか、マイルス・デイヴィスとか、最重要な人物の名前はあるけど...。どちらか言うと、そっちの情報が欲しかったので、ちょっと期待外れ。

2018/05/04

[あっぷる]

著者の意見と史実がごっちゃになりそうな本だったが、とりあえず勉強にはなった。

2010/10/27