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伝記 オリヴィエ・メシアン〈上〉―音楽に生きた信仰者

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  • サイズ A5判/ページ数 310p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784276226012
  • NDC分類 762.35
  • Cコード C1073

内容説明

未公刊資料から明らかになる人間メシアンの真実。

目次

第1章 子ども時代とパリ音楽院 一九〇八年~一九二九年
第2章 トリニテ教会オルガニスト就任と結婚 一九三〇年~一九三四年
第3章 ジュヌ・フランス 一九三五年~一九三九年
第4章 メシアンの戦争時代 一九四〇年~一九四四年
第5章 「メシアン事件」とトリスタン三部作 一九四五年~一九四八年
第6章 実験と再生 一九四九年~一九五二年
第7章 鳥の歌を音楽へ 一九五二年~一九五九年

著者等紹介

ヒル,ピーター[ヒル,ピーター] [Hill,Peter]
イギリスを代表するピアニスト・音楽学者。現在、マンチェスターのロイヤル・ノーザン・カレッジ・オブ・ミュージックの客員教授でもある

シメオネ,ナイジェル[シメオネ,ナイジェル] [Simeone,Nigel]
1956年ロンドン生まれ。マンチェスター大学に学ぶ。高校教師を務めたあと、ノッティンガム大学、バンガー大学、シェフィールド大学で教鞭を取った。2010年からはフリーランスの音楽学者。20世紀音楽を中心に研究し、オリヴィエ・メシアン、レオシュ・ヤナーチェク、レナード・バーンスタインといった作曲家、また、チャールズ・マッケラス、エイドリアン・ボールドといった指揮者についての書籍を出版している。BBCラジオには定期的に出演し、ロンドンのロイヤル・オペラ・ハウス、バービガン・センター、ウィグモア・ホール、ワシントンの議会図書館、パリのシャトレ座で講演を行なっている。また、雑誌「オペラ」のほか、シャンドス、ハイペリオン、ユニヴァーサル・クラシックスなどの名門レーベルへの寄稿も多い

藤田茂[フジタシゲル]
フランス政府給費留学生としてパリ第4大学(ソルボンヌ)に学んだあと、東京芸術大学で博士号を取得。主な研究領域は19世紀・20世紀のフランス語圏の音楽史と、そこで生まれた音楽の理論構築。東京芸術大学、明治学院大学、武蔵野音楽大学、ブリュッセル王立音楽院等で講師をつとめる。現在、東京音楽大学教授。メシアン論・デュティユー論をはじめとする専門的な論文のほか、国内外のオーケストラ公演の曲目解説を定期的に寄稿している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tatsuo Ohtaka

0
上下巻を拾い読み。20世紀の大作曲家に関するここまで詳しい伝記が日本語で読める!(大拍手) 上巻は「世の終わりのための四重奏曲」「アーメンの幻影」「トゥランガリラ交響曲」「鳥の目覚め」などが、下巻は「クロノクロミー」「われ死者の復活を待ち望む」「峡谷から星々へ」「アッシジの聖フランチェスコ」などが出てくる。資料がすごいので読み通すのは大変だが、今後メシアンの作品を知る上での必携資料だ。2021/03/16

沖縄電鉄社長

0
本格的なメシアンの伝記。両親のことから『鳥のカタログ』完成、最初の妻クレールの死まで。 多くのことが明らかにされた一方で、まだまだ解明されていない部分も多くあると感じた。2020/11/11

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