内容説明
激動の20世紀に音楽への愛と信念を貫いた音楽家、レオニード・クロイツァー。歴史の荒波に翻弄される運命とヨーロッパ音楽界での華々しい活躍、そして終焉の地・日本で種蒔かれた、ピアノ教育への熱き思い―幅広い史料探索と関係者への綿密な取材からたどる、クロイツァー研究の嚆矢。
目次
第1部 生涯(ロシアからドイツへ;ドイツ;日本;クロイツァーのレッスン;戦争を超えて;音楽は魂で感得されなければならない)
第2部 レオニード・クロイツァーの演奏論をめぐって(作曲家と演奏家;演奏と主観性;音楽を感得すること)
著者等紹介
山本尚志[ヤマモトタカシ]
1964年生まれ。早稲田大学教育学部社会科地理歴史専修卒業。上智大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程満期退学。文学修士。歴史研究とともに、音楽雑誌等にピアノ演奏会の批評、日本人ピアニストと日本で活躍した外国人ピアニストの伝記などを執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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