内容説明
昨夏日本中を吹きあれたブーニン旋風。“ブーニン現象”“ブーニン・シンドローム”などの新語まで生んだソヴィエトの生んだ天才ピアニスト、ブーニンの実像を解明する。ブーニンとのかかわりに始まり狂ったようなブームの実体をつとめて冷静に観察し、日本の商業主義に乗せられてしまったこの若者への疑問を呈する。
目次
前奏曲・プレリュード スタニスラフ・ブーニン様
第1楽章 作られた英雄像(ブーニンのビデオ;若き挑戦者たち;歴代のショパン・コンクールの覇者たち;チケット入手戦争;初来日公演スケジュール)
第2楽章 ブーニンって何だ(成田空巻;初日;2度目のワルツ全曲;観客1万人のショー;亜麻色の髪の乙女に慕情)
カデンツァ 集団ヒステリー現象
第3楽章 ブーニンの悲劇(踏みにじられた花束;「オーケストラは刺し身のつま?」;幻のコンサート;再びブーニンへの手紙;別れ;帰国その後・ブーニンを取り巻くピアニストたち)
終曲・フィナーレ 花のあるピアニスト



