音楽に本気なきみへ―イッサーリスと読むシューマンの助言

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音楽に本気なきみへ―イッサーリスと読むシューマンの助言

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  • サイズ 46判/ページ数 116p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784276215221
  • NDC分類 762.34
  • Cコード C1073

内容説明

世界的チェリスト、スティーブン・イッサーリスが独自の視点でシューマンの『若い音楽家への助言』を読み直し、自らのアドバイスも添えたガイド本。そもそも同書は、19世紀半ばに『子どものためのアルバム』の付録として著されたもの。シューマンをこよなく敬愛するイッサーリスは、それらの助言をテーマ別に並べ替え、21世紀に即して解説。実用性に富んだ戒め、ユーモアあふれる分析、深遠な示唆の数々を、率直かつ親身に、楽しげに語る。時代を超えて実感できる教えのバトンをリレーした、すべての音楽家、音楽ファンにとって価値ある一冊。

目次

1 音楽の道を歩むことについて
2 演奏
3 練習
4 作曲
5 ぼくからのアドバイスあれこれ(よけいなお世話ながら)
6 シューマンの助言の残り

著者等紹介

イッサーリス,スティーブン[イッサーリス,スティーブン] [Isserlis,Steven]
1958年、ロンドン生まれ。6歳でチェロを始め、イギリスとアメリカで学ぶ。現代を代表するチェリストの一人で、ソリスト、室内楽奏者、教育者、作家として多彩な活動を展開している。これまでに、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、ロサンゼルス・フィルといった世界の主要オーケストラと共演。室内楽では、ウィグモアホールやザルツブルク音楽祭など名だたるホールや音楽祭のためにコンサート・シリーズを企画。古楽オーケストラとの共演や、現代作品の初演にも積極的に取り組んでいる。1997年、コーンウォールのプロシア・コーヴ国際音楽家セミナーの芸術監督に就任。1998年に大英帝国三等勲爵士、2000年にシューマンの生地ツヴィッカウ市からシューマン賞を授与される

板倉克子[イタクラヨシコ]
神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部フランス文学専修卒業。翻訳家、文筆家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

96
シューマンが「若き音楽家への助言」という本に記した助言の一つ一つに、イッサーリスさんがコメントする。シューマンの言葉を基にしながら、イッサーリスさんの音楽に対する教育的な思いが迸る。厳格なシューマンと奔放なイッサーリスさん…表現方法は正反対でも、本質は見事に一致:「名演奏家ではなく、もっと楽譜と対話すべし」「やさしい曲を美しく演奏するように努めるべし。その方が、難しい曲を下手くそに演奏するよりもいい」など全く御意である。あの「もし大作曲家と友だちになれたら…」で証明済のユーモア満点の文章が小気味よい。2022/03/20

ひろみ

14
シューマンもイッサーリスも、それぞれ大好きな作曲家と演奏家です。シューマンの書いた「若い音楽家への助言」という本の各項にイッサーリスが解説を加えた体裁の本。 「練習」の章は、やっぱり!や、そうか!と思うことばかりでしたが、それ以外の章では、違和感を覚える解説もありました。音楽を職業にしたい若い人に向けた本なので、若くないアマチュアチェリストの私にはそういうものなんだろうな。 元になるシューマンの短い言葉には共感が大きく、さらに好きになりました。今日はシューマンを聴こうかな。2022/12/28

ryohjin

9
あのシューマンの「若い音楽家への助言」をチェリストのイッサーリス氏が紹介しコメントしています。音楽家に向けて発せられた言葉ですが、シューマンやその言葉を受けたイッサーリス氏の音楽に対する感じかた、考え方が伝わり興味深く読むことができました。シューマンが『作曲家が意図した、楽曲のもつ生命の息吹を再創造することに努め、それ以上は何もするな。』と書いたことに対し、イッサーリス氏がまず第一に作曲者に対しての義務を果たすべきことを書いており音楽家(演奏者)としての基本姿勢を知ることができました。2022/04/07

呑司 ゛クリケット“苅岡

1
元より私の享受している音楽は100年残るモノではない。更に言えば、そんな音楽すら演奏出来るか、出来ないかだし、ましてや作曲等なると、もはや人種のは違いすら感じてしまう。あのシューマンが「若き音楽家への助言」という本に記した助言を、イッサーリスと言うチェリストが解説をしている著作だが、その視線は若き音楽家に向いているので、単なる音楽ファンには、ちょっと厳しい。それでも、何十年も、そして、いつまでも音楽を聞いていたいのだから、音楽は素晴らしいモノであると、再確認出来た。2022/05/15

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