内容説明
リズム、メロディー、ハーモニーを求めて東へ西へ。行く先々で出合う素晴らしい人々との触れ合いと、人間が誇るべき「無形文化」の行く末を考える真摯な姿勢が光る、音楽人類学者による好エッセイ。
目次
第1章 リズムとの出合い(竹とゴム草履のスリーコード;二十世紀の辻音楽師;絢爛たるミャオの乙女たち ほか)
第2章 メロディックな情景(奄美の一夕、唄遊び;祭りの鳴り物・異例二題;笙の笛の故郷へ ほか)
第3章 人々のハーモニー(赤道直下の長屋コンサート;音楽のラブレター;ジャマ・エル・フナ広場の黄昏 ほか)