内容説明
イギリスのリュート歌曲を中心にジャンルを超えて意欲的な活動を続けるふたりが、ことばを慈しみながらつづったエッセイとインタビューを中心にまとめた初めての本。
目次
衣装の裏側
古道具屋で巡り合った楽器たち(1)
セーラー服と合唱
歌好きのはじまり
小豆礼賛
魚喰らい
セーラー服と独唱
高校受験
作業着道楽
幻の楽器―古道具屋で巡り合った楽器たち(2)〔ほか〕
著者等紹介
波多野睦美[ハタノムツミ]
メゾ・ソプラノ歌手。イギリス・ロンドンのトリニティ音楽大学専攻科を修了。ルネサンス、バロック、近現代の歌曲を中心的なレパートリーとしてコンサートやCD録音をおこない、潤いのある声と陰影に富む歌の表情、心に残る人物像の表現で独特の存在感を放っている。宗教曲、バロック・オペラへの出演でも注目される。「バッハ・コレギウム・ジャパン」の国内外公演と録音にソリストとして参加。「アンサンブル・エクレジア」ソリスト。アメリカでの日中米韓・平和祈念コンサートにも出演
つのだたかし[ツノダタカシ]
リュート奏者。ドイツのケルン音楽大学リュート科を卒業。リュート独奏および歌曲の伴奏者として定評がある。ジャンルを超えたユニークな古楽器バンド「タブラトゥーラ」および「アンサンブル・エクレジア」を主宰。ソロ、リュートソング・デュオでの国内外公演のほか、「タブラトゥーラ」をひきいて世界各地で公演をおこなう。みずからのレーベル「パルドン」で多数の古楽CDをプロデュース。『静かな音楽』『時どき静かに』などソロCDも発表している
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