東欧音楽綺譚―クルレンツィス・跛行の来訪神・ペトルーシュカ

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東欧音楽綺譚―クルレンツィス・跛行の来訪神・ペトルーシュカ

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784276210769
  • NDC分類 762.3
  • Cコード C1073

出版社内容情報

『レコード芸術』連載単行本化! 吉田秀和賞、サントリー学芸賞受賞の著者が、東欧の民俗音楽から旬のアーティストまでを語る。
『レコード芸術』誌の人気連載が単行本化! 吉田秀和賞、サントリー学芸賞受賞の著者が、専門分野である東欧の民俗音楽にとどまらず、新鋭指揮者のクルレンツィス、ヴァイオリニストのコパチンスカヤといった旬の話題まで、音楽・芸術・文化を縦横無尽に語り尽くす。2016、2017年2年分の連載24回分に加え、ONTOMO MOOK『吉田秀和――音楽を心の友と』収載の「断想」を収載。毎回、CD、演奏会、書籍、映画、楽器、民間伝承、指揮者、作曲家、演奏家などのテーマを取り上げる。主なトピック・登場アーティストは、クルレンツィス/コパチンスカヤ/イザベル・ファウスト/アーノンクール/クルターク夫妻/チェリビダッケ/イル・ジャルディーノ・アルモニコ/ユーラ・ギュラー/ヴェーグ弦楽四重奏団/クエイ兄弟/チャボロ・シュミット/三輪眞弘/ストラヴィンスキー/バルトーク/ヤナーチェク/ハイドン/チャイコフスキー/シェーンベルク/リゲティ/東欧演歌他


1 クルレンツィスとコパチンスカヤの「結婚」
2 ストラヴィンスキー《結婚》の周辺
3 ケルンでのもう一つの騒乱
4 ズルナの表象
5 ソペラと《管弦楽のための協奏曲》
6 京都のアーノンクール
7 ルーマニアにコリンダを聴きに行く
8 コリンダとシンデレラ
9 リゲティが握ったかもしれない消しゴム
10 レヒニッツの虐殺とバッチャーニ家
11 クルターグ夫妻が弾くバッハ
12 補遺をいくつか
13 ヴァイオリニスト数題
14 言葉の影……三輪眞弘の《新しい時代》
15 チェリビダッケの《ルーマニアン・ラプソディ》
16 国際フォーラム「東欧演歌」
17 クエイ兄弟・ヤナーチェク・ペトルーシュカ
18 音楽はどれほど根源的か?
19 ペルミのペトルーシュカ
20 ハイドン《迂闊者》
21 ユーラ・ギュラーのフレンチ・バロック
22 リリー・パストレの城館で起こったこと:グランツベルク
23 五〇年代のヴェーグ弦楽四重奏団
24 『僕のスウィング』をめぐって
appendix「断想」


伊東 信宏[イトウ ノブヒロ]
著・文・その他

内容説明

演奏芸術の新しい局面が始まった。これは「刺激的」な演奏なんていう生易しいものではない。吉田秀和賞、サントリー学芸賞受賞の著者が綴る『レコード芸術』誌の人気連載「東欧採音譚」が単行本化!

目次

クルレンツィスとコパチンスカヤの「結婚」
ストラヴィンスキー『結婚』の周辺
ケルンでのもう一つの騒乱
ズルナの表象
ソペラと『管弦楽のための協奏曲』
京都のアーノンクール
ルーマニアにコリンダを聴きに行く
コリンダとシンデレラ
リゲティが握ったかもしれない消しゴム
レヒニッツの虐殺とバッチャーニ家〔ほか〕

著者等紹介

伊東信宏[イトウノブヒロ]
1960年京都市生まれ。大阪大学文学部、同大学院修了。リスト音楽院(ハンガリー)客員研究員、大阪教育大学助教授などを経て、大阪大学大学院文学研究科教授。著書に『バルトーク』(中央公論社、1997年、吉田秀和賞)、『中東欧音楽の回路』(岩波書店、2009年、サントリー学芸賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ソバージュ

5
衝撃!! 著作が熱く語るコパチンスカヤを検索したら、チャイコの演奏に打たれ、尚且つファジル・サイとデュオCDが出ているのにチェックしてなかった事に愕然とした。即CD購入! ユーラ・ギュラーもスペイン物弾いてるのに知らなかった。東欧演歌やロマ文化は寝てた子を起こされた感。国際フォーラム興味深々、アジスもハマりそう。「僕のスゥイング」も観なきゃ! この本ヤバい‼2019/03/20

Wataru Hoshii

5
「レコード芸術」誌の連載をまとめたもの。クルレンツィス、コパチンスカヤ、イザベル・ファウスト、ダブル・リードの民俗楽器、跛行の文化誌、スラヴ文化の門付けの儀式、リゲティ、クルターグ、バルトーク、フォーク・ポップという「東欧演歌」、チェコのアニメ、チェリビダッケ、ロマ文化…と、私の好物ばかり詰まっているおもちゃ箱のようなエッセイ集。スラヴ・東欧文化に惹かれ続けている者として、そのうち著者とお話できる機会があるだろうかと夢想する。最後に収められた吉田秀和氏への追悼エッセイも、しみじみ。2019/01/21

Robbie

1
すてきな装丁にひかれて手にとりました。クルレンツィス愛炸裂…。確かにあの演奏は(来日公演ききにいきましたが)すごいですよね…。冒頭の調子でつづいたらどうしようと思いましたが、幅広いテーマをあつかっていてとてもおもしろかった。シンデレラやハロウィンのくだりなんて特に。浦沢直樹さんの漫画「モンスター」のミステリアスなイメージを思い浮かべながら読みました。東欧おもしろい。2019/04/28

sakase

0
クルレンツィス/コパチンスカヤを教えていただいた書。2019/02/03

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