ショパンを嗜む

個数:
  • ポイントキャンペーン

ショパンを嗜む

  • 平野 啓一郎【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 音楽之友社(2013/12発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 30pt
  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 166p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784276210653
  • NDC分類 762.349
  • Cコード C1073

出版社内容情報

著者の小説『葬送』の取材メモを元に、ショパンにまつわる人間関係や場所などをひも解く。著者のポーランド取材記や曲目解説も。

『音楽の友』(2009-2010年)連載の単行本化。ショパンとドラクロワを主人公とした平野氏の長編小説『葬送』の取材メモを元に、ショパンにまつわる場所や人間関係などを、読み物としておもしろく、時にはエッセーふうに語る。連載にはなかった、ショパンの住居を示した当時の地図やポーランド取材記、曲目解説などに加え、巻末にはショパンにまつわる人物のポートレート一覧も入れた、ショパンファン&平野文学ファン待望の一冊。

まえがき
1.ショパンはそもそも、どこの人?
2.ショパンは、どんなにおいだった?
3.パリの引っ越し好き
4.ショパンの家族  その一 父ミコワイ・ショパン
5.ベルジョヨーゾ大公妃の知られざる素顔
6.ショパンの家族 そのニ 母ユスティナ
7.EMIのショパン ~CD『葬送』の制作を巡って
コラム:パリでの最後のコンサート/曲目解説
8.イギリスのショパン
9.ロマン派美術館でのショパン展覧会
10.ショパンの家族 その三 三人姉妹
11.ジョルジュ・サンドの存在
12.『葬送』に至るまで
13.ショパンの生まれ故郷へ 
あとがき
巻末付録:ショパンにまつわる人々
参考文献

【著者紹介】
1975年愛知県生。京都大学法学部卒。1999年在学中に文芸誌「新潮」に投稿した『日蝕』により第120回芥川賞を受賞。以後、数々の作品を発表し、各国で翻訳紹介されている。著書は『葬送』、『滴り落ちる時計たちの波紋』、『決壊』、『ド-ン』、『かたちだけの愛』、『モノローグ(エッセイ集)』、『ディアローグ(対談集)』など。近著は、新書『私とは何か 「個人」から「分人」へ』、長篇小説『空白を満たしなさい』。

内容説明

ショパンをより深く知ることで、人は、バラード第四番を聴き、作品59の三つのマズルカを聴きながら、何を問うてみるべきかがわかるようになるだろう。ショパンを慈しむ作家平野啓一郎が小説『葬送』の取材ノートをもとに綴る。

目次

ショパンはそもそも、どこの人?
ショパンは、どんなにおいだった?
パリの引っ越し好き
ショパンの家族―その一・父ミコワイ・ショパン
ベルジョヨーゾ大公妃の知られざる素顔
ショパンの家族―その二・母ユスティナ
EMIのショパン―CD『葬送』の制作を巡って
イギリスのショパン
ロマン派美術館でのショパン展覧会
ショパンの家族―その三・三人姉妹
ジョルジュ・サンドの存在
『葬送』に至るまで
ショパンの生まれ故郷へ

著者等紹介

平野啓一郎[ヒラノケイイチロウ]
1975年愛知県生。北九州出身。京都大学法学部卒。1999年在学中に文芸誌「新潮」に投稿した『日蝕』により第120回芥川賞を受賞。以後、数々の作品を発表し、各国で翻訳紹介されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

320
小説『葬送』の取材記に基づいて書かれた、ショパンを巡る断章。ここでは、もっぱらショパンその人に焦点があてられ(もちろん、父ミコワイなど関わりの深い人物には紙数を割いているが)、小説のもう一人の主人公ドラクロワは、ほとんど登場しない。『葬送』を追想するにも、またそれは別として、ショパンを想うには格好の一書。それにしても、平野の調査の徹底ぶりは、彼の小説作法の一端を見る思いがして、その意味でも興味深い。私はピアノを弾けないので、せめてCDでショパンに浸ろうと思う。さしあたってはキーシンの5枚組アルバムから。2016/07/21

Book & Travel

46
娘の影響で、ここ数年ピアノ曲を中心にクラシックをよく聞いている。ショパンのピアノ曲はやはり特別で、1つの楽器でこれだけ音が美しく広がるのかと、素人ながら心を打たれる。本書は平野氏のショパンを描いた小説『葬送』の取材ノートから、小説に盛り込めなかった話をまとめたもの。生涯を網羅した伝記ではないが、取材量が豊富で内容が濃く、彼の生い立ちや家族、周辺人物から、七月王政期のフランスを中心としたヨーロッパ情勢まで掴むことができるのが良かった。当時の華やかなパリ芸術界と、その中のショパンの輪郭を感じられた一冊だった。2019/11/11

あやの

41
「葬送」(未読)の番外編といったところだろうか。ショパンと彼にまつわる人々の人物像。ショパンは当時からとても多くの人々に愛されていたんだと思った。彼の音楽の素晴らしさだけでなく、彼の人柄がよほど魅力的であったのだろう。ショパンの家族についても詳しく知ることができた。父のミコワイがショパンの才能を大切にし、最良の教育を受けさせたことが印象的。さらにジョルジュ・サンドとの関係も気になるところ。「葬送」は以前、断念しているが、今度は読める気がする。良い導入本となった。2019/12/14

ヨクト

27
平野啓一郎さんの「葬送」の取材メモであり、原点となるエッセイとも言える内容。全4冊ある「葬送」を読み始める前の予備知識として読んでみました。平野さん ショパンの選曲集出してたんですね。クラシックほぼ聴いたこないけど、興味が湧きました。2015/03/29

あいくん

19
☆☆☆久留米市美術館でショパン展が開かれています。その中で平野啓一郎さんの講演会が開かれます。平野さんの「葬送」はショパンが主人公の小説です。平野さんは「葬送」虫実に忠実に書いたといいます。「葬送」でのジョルジュサンドの書き方は酷いと言われたそうです。「葬送」の前に平野さんがショパンについて書いたこの本を読むことにしました。音楽の友社から出ていますから、音楽的なことに重点があります。ショパンは1810年に生まれて1849年に亡くなりました。 2020/02/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7555140
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。